毎度の事ながら SRチョッパー やります
ベース車はわりと綺麗な400
まずはチェックと不要な物を剥いで行きます

 

で、いつものようにキャブをやりますが
絶対割れてます 横のプラのカバー
ひびだけならまだしも 割れてどっか行ってます

オーバーホール ブラスト ボルトステンレス化 プラカバーは新調 
これでよし 

エンジンは快調
ミッションも問題なし
オイルもヘッドまで回ってる
となれば カスタムスタートとなります

まずは定番シートレール加工
いつもの極限ローダウンでまいります
この時にタイヤもファイヤーストーンで高さを出しておきます

旧フレームをカットして 新フレームを溶接
で、サスのマウントをそれに合わせて作り直して溶接
専用リジットバーを付けて これだけでも良いんですけど、さらに強度を持たすために新フレームの前後に補強プレートを溶接
いつもと同じ手法ですが、ここまでやって初めて安心して乗る事が出来ます

助手がブリブリ プラズマカットしているのは タンクです
SRのメインフレームはオイルタンクを兼ねているので、タンクのトンネルは作り直します
毎回これだけは手間な作業ですがこれなしでは始まりません

で、広くカットしてそれに合わせて蓋をしていきます

かなりすっ飛びますが
大体 形が出来上がればエンジンを開けていきます
まずはバルブの鏡面加工
いつもの事です

で、エンジンもオーバーホールを終えて
フレームにセット
ピストンリング バルブステムシール ガスケット オイルシール類 全部新調
外したボルト ナットはステンレスに変えて いつものようにグッドなエンジンが出来上がりました
今回のカラーリングは黒 赤 ガンメタ
これで行きます

よく見えませんが ハブはガンメタ スポークは黒 リムは赤です

そんなこんなで完成間近!!

出来上がりました
タンクは低く ハンドルも低く 車高はいつも通り極限まで低く
で、フォークは7センチダウンでこれまた低く
造形で言うとそんなイメージです

フレームはライト定番の一直線加工です
これで小柄な女子でも踵がべた付きのローダウンが出来上がります

黒とガンメタのシックなカラーリングに ちらほらっと赤を散りばめています
小さな事ですが これだけでも結構目立ちます

で、スリム!!

マフラーは緩いアールのカチ上げタイプです

スイッチ類は移設 メインスイッチも移設
で、ハンドル上には余計なものは何もなしです

そのスイッチやメーターがサイドに付きます

タンクはガンメタベースに 中村ピンストが入ります
赤いアクセントとしてもグッドなバランスです

エンジン キャブもオーバーホール ボルトステンレス化
良い感じになりました

シートは毎度の明和内張り様のお仕事です
「黒ベースに適当な赤いパイピングを」
という なんとも大雑把な依頼をいつも最高の状態で送り返されてきます
今回のラインもバイクを見ていないのにね
なぜ このバランスがわかっちゃうんですかね

定番サイドテールです
アームの太さからその強度がどれくらいかうかがい知れます
で、プレート面には補強を兼ねたサイドプレート
さらには裏側には肉厚のフラットバーを這わせておりますし
マウント部分はボルトオンみたいな弱弱しい箇所を使わずに これ専用にステーをスイングアームに溶接しております
さらにはそのボルトが振動で脱落しないようにロックナット機構
パッと見はわかりませんがね
絶対に折れない強度
この為にあれやこれやとやってたりします





というわけで 今回も助手の中村の活躍もあり
結構なハイスピードで出来上がったSR君
その早さにホームページがついて行きません

ちゃんとね 細かくご紹介できるように
以後 精進いたします